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発想の転換で難題解決 ! – 条件付きの積み上げ集計- (2)

 2020.01.08 customer_success

こんにちは。Salesforce運用支援サービスCustomer Service for Salesforce –Remote Service–(旧AGORA)」のサポート担当 Inoです。

Salesforceのオブジェクトリレーション「主従関係」の大きな特徴である「積み上げ集計」機能。 今回もこの「積み上げ集計」機能に「条件」が加わった場合の設定方法 を引き続きご紹介します。※前回記事(1) はこちら

契約期間が終了した契約の件数だけを、取引先に表示させたい(続き)

現場担当からの新たな依頼を実現するために、契約期間が終了したらワークフローで自動的にチェックが付く項目を作り、チェックが入っている契約管理レコードの件数を足し上げる「積み上げ集計項目」の設定を引き続き行います。

前半はワークフローまで作成しましたので、後半では「積み上げ集計項目」の設定を行います。

事象

解決内容②

ワークフロールール
積み上げ集計項目

⑨『取引先』に積み上げ集計項目を作っていきます。(⑧までは前回ブログをご参照ください)
「設定」-「オブジェクトマネージャ」-「取引先」-「項目とリレーション」から、「新規」をクリックします。

解決9

⑩ 項目のデータ型「積み上げ集計」を選択し、「次へ」をクリックします。項目の表示名と項目名を入力し、「次へ」をクリックします。

解決10

⑪ 積み上げ集計の詳細を入力します。
集計対象オブジェクトは『契約管理』を選び、種別は「件数」を選択します。
ここで、検索条件として「一定の条件を満たすレコードのみを計算に含める」を選択すると検索の条件を入力できます。

ワークフロールールで自動更新されるように設定した「チェックボックス項目の値が True のレコードのみ集計する」という条件を入力します。

解決11

 

⑫ ページレイアウトを整えると、『取引先』画面に「契約終了となった契約のレコード」の合計件数が表示されるようになりました!

解決12

 

ご案内の記事は長かったですが、設定自体は簡単ですよね!

このように、「できない……」と諦めている要件でも、ひと工夫すればできる事はたくさんあります。 私たちパソナテキーラでは多くのお客様の運用のお手伝いをさせて頂き、このようなノウハウを蓄積しながら日々のサポートを行っています。

最後に

「設定で長時間悩んでしまう」「効果的に利用できているのかわからない」「運用を任せられる人がいない」など、Salesforceをうまく活用できていないと感じることはありませんか?

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