CRM選定でもう迷わない!主要製品を徹底比較

 2018.03.22 Pasona Tquila

顧客情報を細やかに管理し、満足度向上に伴う収益拡大や、営業活動効率化のためのシステムがCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント:顧客関係管理)です。今やCRMはビジネスに欠かせない存在であり、商品力だけで勝負するのではなく、「One to Oneマーケティング」で顧客一人ひとりに最適はサービスやケアを提供することがビジネスの更なる成長へとつながります。

しかし、市場にはCRM製品が多すぎて、何を選べばよいのか分からないという企業も多いのではないでしょうか?そこで本稿では、CRM選定で迷わないよう、主要製品の特長から価格までを徹底比較したいと思います。

それではさっそく比較していきましょう!

CRM主要製品比較

Salesforce Sales Cloud

Sales Cloudは世界最大のクラウドCRM/SFAサービスを提供する、Salesforce.comが提供するクラウドCRMです。「クラウド」はインターネットを介して提供されるサービスの総称であり、インフラ調達やシステム運用が不要といったメリットを持ちます。

クラウドCRMであるSales Cloudは、CRM機能に加えてSFA(営業支援)としての強力な機能も兼ね備え、顧客管理から経営や営業を最大限サポートする製品です。その機能は「顧客管理」「案件管理」「社内SNS」「CPQ」「見込み客管理」「マーケティング支援」「売上予測」「テリトリー管理」などなど、非常に多岐にわたり、顧客情報活用に組織全体で取り組めるという特長があります。

トヨタ自動車やファーストリテイリングなどの大企業も採用するCRMでありながら、プランによっては低コストで導入できるため、業種や組織規模を問わず選ばれています。

例えばノークリサーチ社が発表した中堅。中小企業におけるCRMのマーケットシェアにおいてはSalesforceがシェア28.2%と圧倒的なシェアを誇っていることが発表されています。

引用:ノークリサーチ社、2017年中堅・中小企業における「CRM」の導入社数シェアと現状の課題 (2017年10月)

≪Sales Cloudの価格(ユーザーあたりの年額料金)≫

  • プロフェッショナル:9,000円
  • エンタープライズ:18,000円
  • アンリミテッド:36,000円

Zoho CRM

Zoho CRMはマルチチャネル活用に重点を置いたクラウドCRMです。「マルチチャネル」とは、複数のチャネルを一つに統合し、ユーザーに対して新しい体験を提供するビジネス手法です。イベントやセミナーまたは実店舗といったリアルチャネル、WEBサイトやECサイトまたはソーシャルメディアといったデジタルチャネル。これらのチャネルを意識させない体験は、自社ビジネスの価値を高め、結果として収益拡大につながります。

ZohoCRMのプロフェッショナルプランでは、「メール連携」「Googleアドワーズ連携」「ソーシャル連携」の3つの連携機能でマルチチャネル化を支援します。ちなみに10ユーザーまでの無料プランもあり、限定付きでCRM機能を利用できます。

≪ZohoCRMの価格(ユーザーあたりの年額料金)≫

  • スタンダード:17,280円
  • プロフェッショナル:28,800円
  • エンタープライズ:50,400円

Zoho CRM

SanSan

SanSanはもともと「名刺管理」としてサービスをスタートさせました。社内のいたるところに溢れた名刺をデジタル化し、一元管理することで新たな見込み客創出と、徹底した顧客情報管理を実現できるサービスです。この名刺管理サービスに最近ではCRM機能も加わり、「名刺管理を中心としたCRM」として位置づけられています。

ただし、Sales CloudやZoho CRMなどCRMを専門とした製品に比べると、機能はかなり限定的になります。コアCRMに加えて名刺管理を強化したい場合、「2層CRM」として導入するのが最適でしょう。

≪SanSanの価格(ユーザーあたりの月額料金)≫

  • グループ:3,500円
  • セールス:5,500円
  • プロフェッショナル:6,500円

SanSan

Microsoft Dynamics CRM

大手CRMベンダーの一社であるMicrosoftが提供するCRMです。Microsoft Dynamics CRMを導入する最大の利点は、オンプレミスとクラウドを行き来できることにあります。たとえばテスト目的でクラウド型のMicrosoft Dynamics CRMを使い始めても、データとカスタマイズ部分を移行するだけで、簡単にMicrosoft Dynamics CRMをオンプレミスで構築できます。その反対に、オンプレミスの運用負荷軽減を考慮して、オンプレミスからクラウドへ移行することもできます。

≪Microsoft Dynamics CRMの価格(ユーザーあたりの月額料金)≫

  • エッセンシャル:1,630円
  • ベーシック:3,260円
  • プロフェッショナル:7,070円
  • エンタープライズ:21,750円

Microsoft Dynamnics CRM

Knowledge Suite

純国産製品として提供されているCRMです。どちらかというと、SFA(営業支援)寄りの機能を提供しているため、顧客情報を経営に活用するよりも営業活動を効率化することに向いています。同時にグループウェアも提供しているので、組織や営業チームのコミュニケーションツールとしても活用できます。

≪Knowledge Suiteの価格(ユーザー無制限の月額料金)≫

  • スタンダード:50,000円
  • プロフェッショナル:80,000円

Knowledge Suite

eセールスマネージャー

SFA(営業支援)寄りの機能を多く提供し、セールスマンの営業活動効率化を重点に置いたCRMです。ただし、非常に多機能な製品であるため、導入時には十分な検討が必要です。「多機能」とは一見メリットに感じるものの、多機能ゆえにシステムが複雑になってしまい、ユーザーにとって使いづらくなる可能性があります。

搭載されている機能の一つひとつが、自社ビジネスにマッチしているかを十分に検討し、導入を行いましょう。

≪ eセールスマネージャーの価格(ユーザーあたりの月額料金)≫

  • スケジュールシェア:1,000円~
  • ナレッジシェア:2,000円~
  • スタンダード:6,000円~

 eセールスマネージャー

CRMate

Fujitsuが提供するクラウドCRMであり、業界トップクラスのセキュリティを持つ製品です。基本的なデータセキュリティと、震度7クラスの地震が起きても耐えられるデータセンターによって、重要な顧客情報も保護できます。

≪CRMate価格(ユーザーあたりの月額料金)≫

  • 標準版:5,500円
  • 他言語版:7,500円

CRMate

まとめ

いかがでしょうか?

今回は主要CRM製品の特徴と価格をご紹介しました。CRM選定の際は、ぜひ参考にし、適切なCRM選定を目指していただきたいと思います。

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