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藤岡トレーナーのプロボノ活動レポート:岡山編

 2018.10.22 Pasona Tquila

サークレイス(旧パソナテキーラ)でSalesforceの開発・運用向けトレーニングコースのトレーニングを手がける藤岡泉美さんが、8月にNPO法人向けにボランティアでSalesforceトレーニングを行わせていただきました。その活動についてご紹介します。

今回はなぜプロボノ活動を再度実施することになったのでしょう?

藤岡:1年ほど前にはじめてチャンスををいただき、自分の仕事のスキルをボランティアで生かすというプロボノ支援を行わせていただいたのですが、「またやりたい」とセールスフォースさんにお話をしていまして…。再度お声がけをいただいたので、8月25日に岡山で行われた岡山 NPOセンター様主催の「セールスフォース セミナー」に登壇して来ました。

この「岡山NPOセンター」様は、NPO・市民活動団体・ボランティア活動団体等に対して、活動のサポートを実施されている団体なのですが、今回地元のNPO 10団体の方にお声がけいただいての開催となりました。

NPO法人には、Salesforceは広く使われているのでしょうか?

藤岡:Salesforceでは全世界での取り組みとして、SalesforceのライセンスをNPO法人向けに10ライセンスまで無料でご提供しており、研修の割引やサポートデスクの利用など、グローバルレベルでNPOの活動をサポートするプログラムを設けています。こうした特典をよりNPO法人の方々にご活用いただくために、セールスフォース社では、NPO法人側と情報交換などを行なっており、こうした機会が設けられたようです。

今回株式会社セールスフォース・ドットコムの上田様と一緒にセミナーに登壇してきましたが、この上田さん、ご自分でもNPO法人を立ち上げられ、数々のボランティアを実施されている方なんです。今回は、よりご自分の経験に沿ったNPO法人におけるSalesforceの活用用途などの紹介を上田様が行われ、私は「どのようにそれを実現するか」という分担でお話ししました。

NPO法人にとってSalesforceはどのように使われているのでしょう?

藤岡:主にNPOに共通して、寄付金や支援者情報、ボランティアやイベントの管理などの作業が発生することが多く、これをExcelなどで管理されているようですが、こういった管理をSalesforceを利用すれば効率的に作業することができます。

出席されたNPO法人の方々にどんなことをされているのか、いろいろとお話をうかがったのですが、社会にはいろいろな問題点があり、それをいろいろな形でNPOがサポートされていることを改めて知りました。

ご紹介する内容はあらかじめ決めてはいったのですが、上田さんのお話や出席者の方のご要望に応じて、その場で方針を変え、Chatter機能、項目作成、イベント管理、データのエクスポート、メール一括送付、レポートダッシュボードなどを時間の許す限り紹介させていただきました。

振り返ってみると、どんな体験だったと思いますか?

藤岡:終わった後に、アンケートも共有いただいたのですが、「できそうな気がする」「活用のイメージが持てた」「PC作業が得意とは言いがたい自分にも、楽しくできそうな気がしています」といったSalesforce活用へのポジティブなご意見をいただけ、少しはお役に立てたかなという実感ができました。

通常、仕事として登壇してSalesforceのトレーニング講師として、日々登壇しているわけですが、こうしたボランティア活動は非常に実りのある時間です。

「実際にどのような業務があり、どのように使いたいのか」といった生の声をお聞きするいいきっかけにもなりますし、さまざまなレベルのITリテラシーの方にどう伝えるのかという自分のトレーナーとしてのスキルの見直しにもなっています。

プロボノ活動の1番の醍醐味はどんなものだと感じていますか?

藤岡:自分の職業的なスキルが世の中に役立つということを実感できることが一番ではないでしょうか。NPOの方々は反応も素直で、「活用できるものは役立てたい」という意欲も高いので、初心に戻るような気持ちにさせられますね。毎回、終わった後は非常に心が洗われるというか、清々しい気持ちになります。

これからも機会があればこの活動は続けていきたいですし、社内外の方々にもこうした「自分のスキル」で社会に貢献する、ということの「心地よさ」をぜひ知ってもらえればと思っています。

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