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エキスパートに聞く テクニカルアーキテクト 佐藤裕喜

 2016.05.28 Pasona Tquila

日本を代表する企業を最高の技術で貢献してきた実績

テクニカルアーキテクト 佐藤裕喜

サークレイス(旧パソナテキーラ)における開発部門の総責任者として、システム開発のマネジメントをはじめとして、プリセールスや進行しているプロジェクトのヘルスチェック、本番稼働後のサポートなど、開発に関するすべてに携わっています。

また、過去に担当してきた主なお客様は、大手損保、生保、ハイテク、大手自動車メーカー子会社、大手銀行系の子会社、日本最大手の金融機関などが挙げられます。

なんでも得意で、なんでもやるエンジニア

得意分野はなんでも得意で、なんでもやります(笑)。
社会人としてのスタートは、アパレル企業の情報システム部門からでした。最初はシステムをわかったふりしてこの業界にもぐりこみました(笑)が、30代ではフリーのエンジニアになり、小規模な組み込みシステムから人工衛星の監視システムまで、大小問わず数多くのプロジェクトを担当してきました。

salesforceに入社したのは2006年で、Force.comを成長させるためのエンジニアが必要だったため、私に白羽の矢が立ちました。当時は、Salesforceに精通したエンジニアがまったくいなかったので、新しい技術をキャッチアップするのが早い自分に声がかかったのだと思います。

salesforce時代には、何十万人という規模でお客様が利用する大型案件も担当していました。当社への入社は2013年になります。Salesforceのコンサルタントから一旦離れて、次の自分のステップアップを考えていたときに、誘われたのがきっかけです。

サークレイス(旧パソナテキーラ)での大きな案件としては、親会社であるパソナのサイトです。パソナで仕事を探したい人が、エントリーしたり、仕事を検索するホームページの開発です。そのサイトでは、登録だけではなく、インタビューや面談の予定などもエントリーできるものです。継続的に使い勝手を向上させるために、いまでも3名の専任チームが改善を行っています。

日本で数名しかいないSalesforceの「テクニカルアーキテクト」を取得

Salesforceのテクニカルアーキテクトという資格を持っていますが、この資格は、日本でもまだ8名ほどしか取得していないものです。Salesforce以外のIT全般の幅広い知識が問われる非常に難しい試験と外国人面接官へのプレゼンテーション質疑応答などを経て、合否が判定されました。

ただ、この資格があるからといって、完璧というわけではありません。Salesforceはサービスをどんどん拡大しているので、過去の知識はすぐに陳腐化してしまいます。そのため、資格に安心することなく、常にキャッチアップするための勉強は重ねています。

アメリカに負けない優秀なSalesforceのデベロッパーを育てていく

アメリカと比べると、Salesforceのデベロッパーの数、質で日本はまだまだ立ち遅れていると思います。今後もSalesforceの需要が拡大してくと、優秀な開発者の数が足りなくなると思います。そうした人材を見出して育てていくことが、当面の自分の役割だと思っています。

現在は、テクニカルアーキテクトの面接官も務めているので、より多くのエンジニアが資格を取得して、Salesforceのスキルを磨いてくれることを望んでいます。

我々の開発チームが誇りにしているのは、Salesforceを中心として、開発スキルの高い人材を取り揃えていることです。おそらく、当社のような業態の会社は、日本国内にいくつもあると思います。しかし、我々の開発チームが誇りにしているのは、Salesforceを中心として、開発スキルの高い人材を取り揃えていることです。高いスキルを持って外部から移ってくるエンジニアもいれば、当社でキャリアを積んで努力しているなかで資格を取得したり、スキルアップを達成する人も数多くいます。そして、その高いスキルでお客様の課題を解決する、最善の方法を提案し提供していきます。