サークレイスについて
2019.11.27
入社して4か月のデベロッパーJです。2017年11月15日に行われた弊社イベント第1回「てきめし」に参加しました。
今回の「てきめし」で行われたプチセミナーのテーマは、「Heroku(初心者向け)」。パソナテキーラ(現・サークレイス)のCTO佐藤裕喜とシニアデベロッパー3人により進行されました。
私はまだHerokuに触ったことがないので、今回のセミナーはすごく勉強になりました。Herokuとは何か、弊社ではなぜHerokuを利用した開発が多いのか、今回学んだ内容に関してレポートいたします。
簡単にいうと、Salesforce社が提供するPaaS環境です。
“ソフトウェアを構築および稼動させるための土台となるプラットフォーム(サーバやOS、DBなど)を、インターネット経由のサービスとして提供する” ことをPaaS(Platform as a Service)と言います。つまり、デベロッパーのためのWebアプリケーションプラットフォームです。
なぜWebアプリケーションプラットフォームが必要か考えてみます。
開発が終わったWebアプリをWeb上に公開するためには次のようなことが必要です。
(スライド提供:浦岡さん)
これだけの作業が必要になります。タイトルどおり「アプリの公開は大変」です。そこで、これらの作業をもっとシンプルにすることができる、IaaS(例:AWS, GCP)というものがあります。
IaaSを利用すると上の4つは解決できますが、まだつらいです。
それでもエンジニアががんばって上の項目を全部やったとします。いよいよアプリを公開しましたが・・・・・・運用の壁にぶつかります。
運用を続けるためには、インフラエンジニアが必要になります。もっとつらくなります。貴重なインフラエンジニアの役割をカバーする方法は・・・・・・?
Herokuを利用しましょう!
Herokuなら公開に必要なことを全部やってくれるし、デプロイもgit pushするだけで簡単にできてしまいます。
運用も問題ありません。Herokuは優秀なインフラエンジニアですね!
アプリの公開と運用をHerokuに任せることができるので、デベロッパーはアプリの開発により集中することができます。めでたしめでたし!
以下は、弊社がHerokuを利用して開発したサービスの一例です。
各サービスの開発を実際に担当したデベロッパーから、Herokuを使うことによってどのようなメリットがあったのか、詳しい説明がありました。
AGORAでは、開発担当者は2人だけでしたが開発しながら運用ができたし、インフラを取り除いてくれて楽しくアプリの開発に集中できた、とのことでした。
※AGORA(プラットフォーム)は、2017年当時に提供されていたプラットフォームです。
とおっしゃっていました。これはHerokuの特徴ですね。
今回のセミナーは、Herokuの経験がない私も理解しやすい内容でした。
Herokuは使いやすく便利という印象で、これから自分が関わる開発でも心配することなくHerokuを利用できると思いました。また、自分も知らなかった自社のサービスや他のデベロッパーの開発内容について聞くことができてすごくよかったです!
発表後は、てきめしに参加してくれた多くのお客さんが、ゲームをしたりパソナテキーラ(現・サークレイス)社員と自由にコミュニケーションをとって残りの時間を過ごしていました。自分のSwitchを持ってきたお客さんもいらっしゃって、一緒にスプラトゥーンをしました! 楽しかったですね。
次のてきめしは、2月ごろの予定らしいです。ぜひご参加ください!