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データローダーでこんなこともできる!~Chatter通知の一括設定~

 2019.02.26 support_service_team

はじめまして! アドミニストレーターのO下です。

10月に入社し怒涛の研修期間を終え、先日からオンサイト先で就業開始となったばかりの新人です。
研修中はさまざまな知識を詰め込まれ……いや、得ることができたのですが、中でもデータローダーでできることの多さにとても感動しました。

今回は、ほんの一例『データローダーでChatter通知の一括設定もできる!』をお伝えします。

Chatterについて

ChatterはSalesforceをお使いのみなさまはご存知かとは思います。簡単に言うと、社内SNSです!
もう少しご説明すると……

  • 社内の情報共有・意見交換などが円滑にできる
  • お客様から直接意見をいただいたり、アンケートの実施も可能
  • 外出先からでも情報をキャッチ
  • レコードが編集・保存された時に自動でChatter投稿することも可能

など、とても幅広い機能ですね! ちなみにサークレイスでは、全体でのチャット以外にも部署・同期・勉強会・プロジェクト・部活動……ごとにグループを作って大活用しております。

Chatterの通知機能について

そして、Chatterといえば通知機能。
自分のアイコン→設定→Chatter→メール通知 内でChatterに関する通知設定が可能です。

フォローをされた・メンションを受けた・コメントがあった時の通知や、参加グループでの通知頻度の設定が個人でできます。たとえば、個人設定にあるChatterグループ毎の通知頻度は、データローダーで設定することも可能なんです。

このグループは大事だから、全員に投稿ごとに通知したい!などあるかと思います。そこで、データローダー様のご登場です(パチパチ……)。

データローダーでの設定方法

データローダーの基本的な使い方に関しては、こちらの記事(Salesforce運用の必須アプリ データローダーのすゝめ)をご確認くださいませ。

まず、【ユーザー (User)】【グループ (CollaborationGroup)】【グループメンバー (CollaborationGroupMember)】3つのオブジェクトをExportします。そしてExportしたファイルを開きます。

【グループメンバー (CollaborationGroupMember)】のB列[COLLABORATIONGROUPID]が【グループ(CollaborationGroup)】の[ID]、C列[MEMBERID]が【ユーザー(User)】の[ID]、D列[NOTIFICATIONFREQUENCY]が通知頻度にあたります。

下記は、それぞれのオブジェクト・項目の説明です。

 

いちばんわかりやすい編集方法としては、【グループ(CollaborationGroup)】シートと【ユーザー(User)】シートを【グループメンバー(CollaborationGroupMember)】に挿入し、【グループメンバー(CollaborationGroupMember)】のB列・C列の横に列を挿入し、vlookup関数で値を参照します。

これで編集したいChatterグループ・メンバーの設定を[NOTIFICATIONFREQUENCY]列で変更します。

 

そして、またデータローダーを起動し、今度は【グループメンバー(CollaborationGroupMember)】のUpdateを行います。[Id]と[Notificationfrequency]がマッピングできればOKです。

設定は以上です!データーがきちんと変更されたかどうかも確認してくださいね!
 

注意事項

  • 挿入した列は色付けしてわかりやすくしておきUpdateの際は削除すること
  • csvファイルのため、シートを挿入しても保存はできません(フォントやセルの装飾も同じ)
  • 個人での設定も可能なため、変更しないようアナウンスすることも重要
     
     

最後に
サークレイスでは、上記のようなSalesforceの運用に関わる作業をお手伝いする、Salesforce認定アドミニストレーターを派遣するサービスをはじめ、半常駐、リモート保守など各種サービスをご提供しています。Salesforceを導入したはいいが、運用にまで手が回らない! とお困りのお客様にぴったりですよ。

少しでもご関心をお持ち頂けましたら、そうぞお気軽にお問い合わせください

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