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セールスフォースの基本機能 プロセスビルダー

 2017.01.18 support_service_team3

はじめまして! サポートサービス部・新人アドミニストレーターの箱崎と申します。

今回はSalesforceのプロセスビルダー(Lightningプロセスビルダー)についてまとめます。

プロセスビルダーは、画面に従って入力、ポイント&クリックするだけで、様々なアクションを自動化できるツールです。たとえば、商談成立後にChatterへ投稿する作業を自動化できます。

プロセスビルダー(Lightningプロセスビルダーとは

プロセスビルダーは、次世代のワークフロー作成ツールです。フローチャートのような状態なので前後の関係が分かりやすく、一目で流れを把握できます。なお、Salesforceにおけるワークフローとは、今回ご紹介するプロセスビルダーと同様に、メールの送信などのアクションを自動化するツールを指します。

※それぞれの機能的な違いはセールスフォースのヘルプを参照して下さい。

使えるアクション

プロセスビルダーでは以下のアクションを自動化するよう設定できます。とくに、レコードの作成やChatterへの投稿、クイックアクションの使用はプロセスビルダーのみの機能です。

Apex Apexコードをコール
Chatterに投稿 ユーザやグループ、レコードのフィードにメッセージを投稿
クイックアクション クイックアクションを使ったレコードの更新・作成、活動の記録
フロー Visual Workflowを起動
メールアラート メールアラートを送信
レコードを更新 プロセスを開始したレコードもしくは関連するレコードを更新
レコードを作成 プロセスを開始したレコードもしくは関連するレコードの値を利用してレコードを作成
手順 有効な別のプロセスを呼び出す
承認申請 承認申請を送信

 

プロセスの作り方

それではさっそく、「商談が成立したらChatterへ自動的に投稿する」プロセスを作成します。

プロセスビルダーの場所

設定 > (ビルドにある)作成 > ワークフローと承認申請 > プロセスビルダー

グループ 998

 

プロセス名の定義

新規作成でプロセス名とAPI参照名を定義し、プロセスを開始するタイミングを選びます。

グループ 999

 

あとはチャートに従って入力していくだけです!

  1. オブジェクトを選択(商談が……)

    グループ 1000

  2. 条件を設定(成立したら……)

    グループ 1001

  3. アクションの選択(Chatterに投稿する)

    ※今回はあらかじめ営業のChatterグループを作成し、投稿先に設定しています。

    グループ 1002

  4. 最後にフローを確認し、OKであれば有効化ボタンをクリックして完了!

    グループ 1003


以上で設定は完了です!

今回はChatterへの投稿のみですが、条件を追加して商品ごとに異なる公開グループに投稿する、一定の条件を満たす場合は承認申請を自動で申請する、などの複雑なプロセスが作成できます。

おわりに

プロセスビルダーはワークフローよりも視覚的に作成することができ、自動化できるアクションも豊富にあります。レコードの作成や編集、承認申請やメール送信、Chatterへの投稿はどんな時に行っていますか? その作業、もしかしたら自動化できるかもしれません。

弊社ではSalesforceスキルを取得するための認定研修プログラムの提供や、Salesforceの導入・運用サポート、認定アドミニストレーターの派遣事業を行っています。様々な形で業務効率化のお手伝いが可能です。ご興味がありましたら、ぜひお問い合わせください。

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