Herokuって何?特徴をわかりやすく解説【第2弾】

 2017.05.11 HagaSatoshi

こんにちは。デベロッパーのHです。

前回のHerokuって何?特徴をわかりやすく解説に続いて、今回は第2弾として、以下のHerokuの特徴をわかりやすくご紹介したいと思います。

今回ご紹介するHerokuの特徴

  • アプリの性能の設定も簡単。“Dyno”の種類と数を決めるだけ
  • たくさんある便利なアドオン。代表的なものをご紹介

アプリの性能の設定も簡単。“Dyno”の種類と数を決めるだけ

Herokuはアプリの性能を決めるのもとてもシンプルです。“Dyno”というものの数を決めるだけです。Dynoとは「メモリがどれくらい使えて、CPUがどれくらい使えて〜」といった “クラウド上の資源のセット” の単位で、Heroku独自のものです。2017年5月時点では、以下のDynoの種類があり、使用者は「どのDynoを何個使うか」だけを決めます。

Dynoの種類(2017年5月時点)

種別 スリープ メモリ CPU Share
free yes 512MB 1x
hobby no 512MB 1x
standard-1x no 512MB 1x
standard-2x no 1024MB 2x
performance-m no 2.5GB 100%
performance-l no 14GB 100%

スケールアウトもDynoの数を変えるだけ

オンプレミスでは難しいPaaSの特徴 “柔軟なスケールアウト”。CPUなどの資源を運用後の稼働状況に応じて自由に増加できるクラウドならではの特徴です。この “スケールアウト”、HerokuであればDynoの数を増やすだけです。下の画像がその設定画面ですが、このゲージを右に移動するだけです。

現在は様々なPaaSがありますが、その中でもこの設定はとてもシンプルです。AWSなどは細かくカスタマイズ出来る分、多くの事を覚えて自分で設定する必要があります。どちらの方が優れているというわけではないですが、“シンプル”というコンセプトのHerokuらしい考え方です。

たくさんある便利なアドオン。代表的なものをご紹介

前回ご紹介した豊富なアドオンについて、Webアプリケーションで使用する代表的なものをご紹介します。次回のHeroku中級編では、このアドオンを使ったシステム構築の事例をご紹介します。

  データベース管理サービス “Heroku Postgres”

必ずと言っていいほど使用するデータベース。Heroku PostgresはPostgresSQLのHeroku版です。無料版のHobby Dev、月$50のStandard 0といった安価なものから高性能のものまで多くのプランが用意されています。

  メール配信サービス “SendGrid”

問い合わせを頂いた方へのサンクスメールなど、アプリケーションからメールを送信する機能を持つアドオンです。無料のスタータープランでも、月に12,000件のメールを配信することが出来ます。

 パフォーマンス監視サービス “NewRelic”

運用しているWebアプリケーションのパフォーマンスの監視をするためのアドオンです。見やすいダッシュボードでパフォーマンスを確認出来るほか、特定のしきい値を超えた場合に警告メールを送信させることも出来ます。

  画像/動画管理サービス “Cloudinary”

ユーザーのプロフィール画像や、FAQで使用する画面のスクリーンショットなど、Webアプリケーションで使用する画像を管理するサービスです。スタータープランは、なんと500MBのストレージまでついて無料なんです。

まとめ

今回は第1弾に続いて、Herokuの特徴をご紹介させていただきました。

次回は、これまでに説明いたしました特徴を使って、どのようにお客様の課題を解決するのかを、実際の案件を交えてご紹介したいと思います。お楽しみに!

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