• ツイッター(Twitter)でハッシュタグマーケティングを効率的に行うには

    2016.07.13

    ソーシャルトレンド

    ハッシュタグマーケティングとは、企業がプロモーションやキャンペーンをSNS上で開催するにあたり、特定のハッシュタグを使用して行うソーシャルマーケティングです。

    ちなみにハッシュタグは「#○○」といったタグを挿入することで投稿をインデックスできるサービスであり、ソーシャルマーケティングを行っている方はよく見かけているのではないかと思います。

    ハッシュタグが誕生したSNSでもあるツイッター(Twitter)では、特に目にすることが多いですね。

    ハッシュタグマーケティングは既に多くの企業で実践されているものですが、まだまだ詳しく知らないという方も珍しくありません。正直、ソーシャルマーケティングでハッシュタグを活用していないのは非常にもったいないと思います。

    そこで今回は、事例を交えつつツイッターでハッシュタグマーケティングを効率的に行う方法を紹介していきます。

    ツイッターハッシュタグの特徴

    各SNSで使用されているハッシュタグにはそれぞれ特徴があるので、まずはツイッターではとんな特徴があるのかを理解していきましょう。

    国内のアクティブユーザー数

    ツイッターはSNSとして国内2位のユーザー数を誇るサービスとなります。1位がLINEの5,600万人、そしてツイッターは3,500万人で「LINE恐るべし」といったところですね。しかし、一般的にLINEはソーシャルマーケティングのプラットフォームとして不向きなので、これを考慮すればツイッターが最もユーザー数の多いSNSだと言えます。

    ツイッターユーザーはトレンドに敏感?

    ツイッターのトレンドハッシュタグを調べてみると、2016年6月26日(日)時点では人気アニメ「ONE PIECE」の世界観を存分に楽しめるスマホゲーム「ONE PIECEトレジャークルーズ」のハッシュタグ「#トレクル」が上位となっています。2位には堺雅人さん主演の大河ドラマ「真田丸」のハッシュタグ「#真田丸」が食い込んでいますね。(参考:ハッシュタグクラウド)

    この2つがなぜ上位にきているかと言うと、日曜日は「ONE PIECE」と「真田丸」の放送日なのです。

    これだけでツイッターユーザーがいかにトレンドに敏感であるのかが分かりますね。

    というよりも、その時その時の感情や情報などを発信することの多いツイッターでは、自然とトレンドに乗ったツイートが多くなるのではないかと思います。

    ハッシュタグマーケティングにおいて各SNSの特徴をしっかりと捉えることは非常に大切なので、「ツイッターはトレンドに敏感」としっかりと念頭に入れておきましょう。

    ツイッターハッシュタグの活用シーン

    では、ツイッターのハッシュタグを活用してどのようなマーケティングを展開できるのか見ていきましょう。

    販促や認知拡大のキャンペーンに

    まずオーソドックスなキャンペーンですが、絶対的にハッシュタグを活用することをおすすめします。ツイッターユーザーは想ったことや情報をつぶやく意外に、「イベントに参加している」と言う臨場感を味わうことに対して反応する傾向があります。

    例えばキリンビールの事例では「ツイッター鬼ごっこ」と題して、ユーザー参加型キャンペーンを開催しました。

    内容は同社の主力商品である「淡麗グリーンラベル」のCMで同じみの「イインダヨ!グリーンダヨ!」というフレーズをもとに、まずユーザーが「#イインダヨ」というハッシュタグ付きのツイートを投稿します。これに対し開催側の“鬼アカウント”は30以内に「#グリーンダヨ」というハッシュタグを付けてリプライ(返信)しなければなりません。

    もしも30以内に鬼アカウントからリプライがなければ逃げ切ったことになり、同商品の350ml缶6本セットが抽選でプレゼントされます。このキャンペーンの参加者は3万人以上にも上り大盛況で終えました。

    参考:https://biz.twitter.com/ja/success-stories/kirin

    このようにツイッターでは「イベントに参加した」という体験を提供することで、プレゼントがもらえなかったユーザーに対してもブランド認知やイメージアップに繋がります。

    ユーザーからの意見収集に

    特定のハッシュタグで検索をかけると、同じハッシュタグが付いている投稿が一覧表示されます。これを利用してユーザーから意見を募ることが可能です。

    こういった取り組みはNHKの「Web News」が有名ですね「#nhk24」のハッシュタグを付けて質問や意見をツイートすると、放送中にユーザーの質問や意見に回答するというものでした。これも一種のユーザー参加型プロモーションと言えます。

    中小企業ではちょっとした懸賞をつけて、ユーザーからアンケートを取るといったプロモーションが現実的な活用方法でしょう。

    ただ、ツイッター内での検索では集計作業などかなり手間がかかるので、「Tagboard(タグボード)」といったソーシャルハブツールを導入していくと便利でしょう。

    ライトユーザー層へのリーチに

    世界中にコアなファンが多い映画「ワイルド・スピード」シリーズでは、コア層を上手く起用してライトユーザー層への認知拡大に成功しています。

    ツイッターはレビューとの相性が抜群なので「#ワイスピ泣ける」というライトユーザーでも受け入れやすいハッシュタグを活用し、コア層を中心にどんどん拡散していきました。キャンペーン当日には25,000件以上ものリツイートを獲得し、興行収入も前作比170%と上々の結果です。

    やはりツイッターは拡散力が非常に強く、ライトユーザー層へのアプローチにも最適と言えます。

    参考:https://biz.twitter.com/ja/tohotowa

    ツイッターハッシュタグマーケティングのポイント

    ハッシュタグ数は2~3つがベスト

    前述したように、ツイッターではその時の気分や情報を発信するユーザーが多く、同じ興味・関心のあるユーザーとのコミュニケーションを好みます。このため大勢の人に見て欲しいからといってハッシュタグを何個も付けてしまうと、嫌われてしまうので注意が必要です。

    一般ユーザーなら別段問題はありませんが、企業アカウントであれば致命的な事態になりかねません。

    ツイッターでのハッシュタグは多くとも2~3つに抑えておきましょう。

    ツイートのタイミング

    10代~30代、プライベートからビジネスといった幅広いユーザー層に活用されているツイッターだからこそ、ツイートのタイミングがかなり重要です。

    少し古い事例ですが、「無線内臓SDカード」を販売するアイファイジャパンではタイミングをしっかりと見計らったキャンペーンで成功しています。

    まずツイート時期を12月の第二週金曜日に特定。これは多くの会社でボーナスが支給される時期であり、財布の紐が緩みやすくなっています。

    ツイートは一般的な仕事終了時間17:00に決め、加えて“金曜日”ということもあり仕事後に予定がない人も週末で気分が浮かれ気味です。結果、当日のキャンペーンでAmazonの在庫をすべて販売仕切りました。

    参考:http://blog.dtanaka.jp/?p=971

    このように、ハッシュタグマーケティングおいてもタイミングは非常に重要です。ターゲット層の行動や心理状態をよく分析した上でツイートするよう気を配りましょう。

    キャンペーン参加のハードルを下げる

    従来のソーシャルマーケティングではキャンペーン開催時、ユーザーに参加してもらうために面倒な登録などが必要でした。しかし現在ではハッシュタグがあるので、わざわざフォームの登録してもらうなどナンセンスです。

    自社アカウントのフォローとハッシュタグ付きの投稿でキャンペーン参加を呼びかければ、フォロワーと参加者を一石二鳥で獲得することができます。

    明確なメリットを提示する

    「このハッシュタグを付けて投稿することでどんなメリットがあるのか?」結局のところユーザーが気になっているのはこの部分です。このためメリットは明確に提示する必要があります。

    キャンペーンの懸賞なら「何を?どうすれば?いつ?」もらえるかというのをしっかりと明記しておきましょう。

    また、懸賞ではなく「ツイート総数が1,000を超えたら○○を1,000円引きキャンペーン」といったメリットを提示するのもいいかもしれません。

    ツイートの文字数は100文字以内

    海外メディアでの調査ですが、Teitterでマーケティングを展開する上では100文字以内だとエンゲージメント率が17%上昇するようです。

    参考:http://thenextweb.com/ツイッター/2013/12/07/10-surprising-new-ツイッター-stats-help-reach-followers/

    ただしこれは“英語での100文字以内”なので、日本語では半分の50文字くらいで同程度の情報量を発信することができます。

    インフルエンサーを積極的に起用

    インフルエンサーとはツイッターを始めとしたSNS上で影響力のある人物を指します。

    必ずカテゴリーごとにインフルエンサーが存在してるので、積極的に起用したいところです。例えば自社商品・サービスのレビューをしてもらったりと様々な起用方法があります。

    ただし、ステマと捉えられないよう注意が必要です。

    アクティサポートを大切に

    ツイッターではユーザーと企業とのコミュニケーションが当たり前のように行われていて、これを“アクティブサポート”と言います。

    これはユーザーが商品・サービスに対するポジティブな投稿をすればお礼の句を述べるリプライをしたり、ネガティブな投稿ならお詫びのリプライをするなどといったアクションです。コミュニケーションを取ることでリピーターに繋げたり離反を防止することができます。

    激安の殿堂でお馴染みの「ドン・キホーテ」では、積極的なアクティブサポートを展開しているいい事例です。

    参考:https://twitter.com/donki_donki/with_replies

    まとめ

    いかがでしょうか?今回はツイッターにおけるハッシュタグマーケティングについて色々と解説しました。既に実践したくてうずうずしている方も多いのではないかと思います。

    最後に十分注意して欲しいのが「必ずハッシュタグが被らないようにすること」です。ハッシュタグは誰のものでもなく特許などもありませんが、“同じハッシュタグは使用しない”という暗黙のルールがあります。

    過去に被ったハッシュタグを使用して炎上した事例があるので、他に使用されているハッシュタグはないか事前の確認を怠らないでください。

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