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Salesforceの基本機能 ダッシュボード-入門編 ~Salesforce Classic 編~

 2016.08.12 support_service_team

こんにちは、新人アドミニストレータのFです。
レポートに引き続き、ダッシュボード入門編 をご紹介します。

ダッシュボードといえば、車のダッシュボードをイメージしますが、それと似ていて組織内の情報を一目で見ることができます。

“Salesforceを導入した意味”といっても過言ではないほどの機能です。

スクリーンショット 2016-07-23 21.49.39

 

■ダッシュボードとは?

→データを可視化する。

Salesforceのダッシュボードは、レポートデータをビジュアル化して、一つのボードに集約します。
複数のレポートデータが一目瞭然で、全体像をすばやく把握することができます。

スクリーンショット 2016-07-23 21.50.36

スクリーンショット 2016-07-24 8.50.23

コンポーネントを1つクリックすると、レポートの詳細ページが表示されます。

デフォルトでは移動先がレポートになっていますが、以下に変更することができます。

 

■その他のドリルダウン(移動先)

・URL…URLページが表示されます。

・レコード詳細ページ…コンポーネントにあるデータ要素をクリックすると、それに関連するレコードが表示されます。

・条件設定済みソースレポート…コンポーネントにあるデータ要素をクリックすると、それに関連するレポートが表示されます。

なお、コンポーネントによって選択できるドリルダウンが違います。

 

■ダッシュボード作成方法

■レポートを準備します。
レポートはサマリー形式、もしくはマトリックス形式で作成しておきます。
表形式のレポートは、ダッシュボードに使用することができない点を注意してください。

(レポートの作成方法〜入門編〜はこちら)

 

■ダッシュボードを新規作成します。

スクリーンショット 2016-07-22 13.05.01

レポートタブから新規ダッシュボードボタンをクリック。

FireShot Capture 012 - ダッシュボード_ - Salesforce - Enterprise Editio_ - https___ap2.salesforce.com_01Z_e

ダッシュボードの作成画面、ダッシュボードビルダーが表示されます。

 

■データソース 

※データソース、コンポーネントはどちらから追加してもOKです。

スクリーンショット 2016-07-22 16.07.48

データソースタブをクリック。

ダッシュボードの元となるレポートを選択し、そのままボード画面に(緑のアイコンがつくところまで)ドラッグ&ドロップします。

スクリーンショット 2016-07-24 10.07.31

ソースレポートを追加できました。
※表形式のレポートは、ダッシュボードに追加できません。

スクリーンショット 2016-07-22 14.18.57

 

■コンポーネント

スクリーンショット 2016-07-22 16.08.23

コンポーネントタブクリック。

選択したものを、先ほど追加したソースレポートの上に(緑のアイコンがつくところまで)ドラッグ&ドロップします。

・コンポーネントの詳細設定をしたい…スパナアイコンをクリック

スクリーンショット 2016-07-22 16.08.30

軸の項目や表示単位を変えたり、降順に並び替えたり、コンポーネントの変更ができます。

FireShot Capture 010 - ダッシュボード_ 営業部 - Salesforce - E_ - https___ap2.salesforce.com_01Z280000007JdD_e

FireShot Capture 014 - ダッシュボード_ 営業部 - Salesforce - E_ - https___ap2.salesforce.com_01Z280000007JdD_e

作成したテーブルを降順に設定すると、上位のレコード表示になります。

 

・コンポーネントを削除したい…  小さな × をクリック

ヘッダー・フッター、タイトルも入力できます。

スクリーンショット 2016-07-22 16.08.30 解説つき

・その他のコンポーネント

FireShot Capture 014 - ダッシュボード_ 営業部 - Salesforce - E_ - https___ap2.salesforce.com_01Z280000007JdD_e

コンポーネントは移動でき、20個まで追加することができます。

■保存する前に…

このままダッシュボードを保存することができますが、その前にこんな事はありませんか?

・部署内で会社の売上目標を共有したいが、レポートだと見る人によってデータが異なってしまう。

・一人一人に合わせたダッシュボードを作成したい。

・部下のコンポーネントを見たい。

これらは全て実行ユーザ機能を使うと、解消されます!

実行ユーザ機能

実行ユーザとは、コンポーネントの表示基準となるユーザのことです。

設定をするには、「次のユーザとしてダッシュボードを参照」の項目の横にある▼ボタンをクリックして、実行ユーザを選択します。

スクリーンショット 2016-07-24 12.57.15

◎実行ユーザは主に2つあります。

①指定のユーザ✔︎

特定のユーザを指定すると、ダッシュボードのアクセス権を持つすべてのユーザに対し、実行ユーザと同じコンポーネントが表示されます。

→指定する場合、「次のユーザとしてダッシュボードを参照」の項目にユーザを入力する必要があります

②ログインしたユーザ✔︎

ログインしたユーザ基準でコンポーネントが表示されます。

②オプションー承認されたユーザが実行ユーザを変更✔︎

特別なアクセス権(私のチームのダッシュボード参照、すべてのデータ参照)をもつユーザは、他のユーザ基準のコンポーネントが参照できます。

■保存

スクリーンショット 保存

スクリーンショット 2016-07-24 13.07.21

タイトルと名前を入力し、保存先のダッシュボードフォルダを選択します。
最後に保存、または保存して実行をクリック。

これで完成です!

■編集と更新

ダッシュボードタブから編集、更新ができます。

スクリーンショット 2016-07-24 9.19.02

■更新

レポートとは違い、ダッシュボードは作成された時のままコンポーネントが保存されるので、(レコードやレポートが変更された場合)最新の情報を取得するには、更新する必要があります。

■最後に

サークレイスでは、直接御社に伺い、設定の代行業務やシステム管理業務を行うアドミニストレーター派遣事業を行っております。
保守・運用をご担当されているものの、お一人では設定が不安な方、業務多忙な方、弊社のSalesforce認定アドミニストレーターがお手伝いさせて頂きます。

気になる方は、ぜひ弊社までお問い合わせください。

以上、ダッシュボード〜入門編〜でした。

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